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12月3日訓練

 今日は訓練所でレッスンを受ける日です。

まずは足跡追求、マツはスタートから臭線を捉えるまでが安定しません。

いまいち、ゆっくり地面を冷静に匂いを嗅ぐことの重要性がわかっていないようです。

でも物品を探すのは好き、追求という課目自体は好きなようで意欲も充分あり、何よりも楽しそうでした。

服従のレッスンでは、左脚側から右脚側に自在に切り替えることを教えました。(といっても私は歩いて指示を出すだけで、実際に教えているのは後ろでマツのリードをコントロールしている先生です)

マツが賢いのもあるんだろうけど先生の指導が上手いから、ものの10分ぐらいで右!左!のコマンドを聞き分けてすぐに実行できるようになりました。

とても大きな成果でした。

防衛の練習では、監視の時に指導主が近づいてくると落ち着きがなくなってヘルパーに向かって吠えだすという悪い行動が今日は顕著に出てしまいました。静かに監視していたら片袖を噛ましてもらえるはずなのに、指導主が近づいてくるイコール座らされて護送に移るってのが分かっているから、こういう行動に走るのだと思います。

今日はその悪いところを直すのにヘルパーさんと一緒に四苦八苦しました。

マツは賢いくせに、わからんふりしてパニックでコマンド聞けませんよ的な、言い換えると癇癪(かんしゃく)を起しているふりをする所があります。指導主が近づいてきて「座れ」の指示が出るのがわかっているから、ワンワン大騒ぎして聞こえないふりをしようという作戦にでてるのだと思います。

これは私が、素人にありがちな、犬に対してヨチヨチ甘やかして接してしまうところ、うっかりマツのペースに合わせて行動してしまう時があることが原因です。

この悪い積み重ねの結果、マツは「思い通りにならない事態に対する耐性」が育ってなくて、そういう事態に直面した時にかんしゃくを起こすのだと思います。

マツは性格が良いので飼主の裏をかくようなことはしませんし、叱られるような悪戯もしないし、普段は常に飼主に注目し、コマンドがあれば素直に聞いて忠実に実行します。

日常生活ではこのかんしゃく虫が出ることは一切ありませんが、防衛の時は物凄い興奮状態にあるので、自分が確固たる信念をもって「こうだ!」と思っている時にややこしいコマンドをさせようとすると「聞けない、考えたくない、わからん、わからん、何が悪いんじゃ」と大騒ぎするのです。

私が3年かけて植え付けてしまった悪い癖を直すには3年以上かかると思いますが、直す努力をやり続けようと思います。

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